恵心堂治療院のブログ

横浜あざみ野にある世界水準・正統派のオステオパシー治療院です。どうぞよろしくお願いします。

施術後に姿勢のバランスが調う。

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施術する前は、右肩と右耳、そして右の骨盤が上に挙がった姿勢のバランスになっておりました。



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施術する前は、右肩と右耳(右眉)が上に挙がった姿勢のバランスになっておりました。


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施術した後の写真。左耳(左眉)が上に挙がって姿勢のバランスが調う。

 

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施術した後の写真。左の骨盤が上に挙がって姿勢のバランスが調う。


姿勢を診る際、立位で耳の高さ、肩の高さ、そして骨盤の高さを評価します。

 

こちらの患者さんの場合は、施術する前は、右耳(右眉)、右肩、右の骨盤が上へ挙がっておりました。

 

人の体は建物と違い、体全体で平衡(バランス)を保つものです。

 

この様に耳、肩、骨盤が全て片方へ挙がってしまっているのは、一方へと倒れてしまうので体にとって耐えがたい状態です。

 

体のどこかに姿勢のバランスを崩してしまう機能障害があります。

 

そこで、問診と触診検査をして行き、頭蓋仙骨を軸とする骨格、あるいは内臓に対して問題を探して行きます。

 

こちらの患者さんのケースは、20代にスキーをしていて、右足の外果(外くるぶし)を亀裂骨折されております。

 

触診検査をすると、右側の腓骨(下腿の外側にある細い方の骨)が下方へ変位しておりました。

すると腓骨上部に付着する筋肉が右骨盤の後方へ付いていて、右腸骨が後方へと回転してしまい、右の骨盤が上へと挙がってしまいます。

 

施術は、骨折した部分の骨自身を柔らかくしていき、そして足首の関節、下腿上部にある膝関節の機能を回復して行きました。

 

施術後は骨盤の矯正や頭蓋骨の矯正をせずに、姿勢のバランスが自然と調って来ました。